平沢・加戸研究室 |建築構法系
- 建築学コース18 千葉大学
- 2020年7月14日
- 読了時間: 3分
平沢・加戸研究室では、平沢先生・加戸先生指導の下、「建築に関してコンピューターを積極的に使用する」というルールのもと建築構法を研究しています。研究範囲は大きく分けると、アルゴリズミックデザイン、人工技能、デジタルアーカイブ、AR、伝統木造などがあります。基本的にコンピューターを使用して行うことは何でもやっています。
最近では多くのゼネコンなどが人工技能に力を入れ始めていますが、平沢・加戸研究室ではそれらの先駆けをしてきました。
実際にロボットを使い木材加工などをしている研究室は珍しく、毎年、学内外から多くの学生さんに興味を持っていただけています。学内でいえば、今年はコロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、建築学会に向けてレシプロ構造を用いたタワーを作っていました。

建築学棟の裏に木造のインスタレーションが年替わりで立っているのを内部生なら見たことがあるかもしれませんが、これは平沢・加戸研究室の学生がロボットを使って作ったものなんです。
では具体的にどういった活動をしているのかというと、基本的に週に一度のゼミの参加で先輩の研究内容を聞いて理解を深めることと自分の研究を進めることとGDLというプログラミングについて学ぶことです。例年では先輩のプロジェクトの手伝いをして実践の形で構法に対しての理解を深めるのですが、今年はコロナウイルスの影響でそれができませんでした。次にGDLですが、初めて聞く人も多いと思います。ざっくりいうと、複雑な形の造形をコンピューターを使って作るためのツールです。これは去年から始まった「建築生産」という授業をとっていただければ身に着けられます。


これは去年の学生の作品です。こうした複雑な形も表現できるようになります。
ここまで聞くとパソコンが得意でないといけないと思うかもしれませんが、苦手でも先輩や先生方が教えてくださるのでむしろスキルアップになりいい経験ができると思います。
続いて環境についてですが、実は去年学生の設計で内装を新しくしました!残念ながら今年は使えていませんが、学生には専用のデスクトップが与えられてコンピューターを思う存分使うことができます。

最後に平沢・加戸研究室に入るには「C言語」の履修が必要となります。これは3年生の「建築情報処理」という授業を履修してください!
もっと研究室について知りたいという方はぜひwebページ、オープンラボにお越しください!研究室一同お待ちしております!

研究室の場所:工学部10号棟2階220号室
Webページ:http://www.hlab-arch.jp/index.php
平沢・加戸研究室の皆さんありがとうございました!
明日はモリス研究室の紹介です!お楽しみ
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